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【無痛計画分娩レポ.1】入院初日に恐怖のバルーン挿入

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【無痛計画分娩レポ.1】入院初日に恐怖のバルーン挿入

みなさんこんにちは。

脱力系ゆるママです。

今回は2020年11月に無痛計画分娩にて出産した時の体験レポートを3部作に分けてお届けします。

mayuneko

私は出産の痛みが恐怖過ぎて、「無痛計画分娩」というのを選択しました!

「計画分娩」のため、出産予定日を決めて事前準備入院からスタートしました。

妊娠・出産を控えている方々へ

☑初産で不安なため、今のうちからイメトレしたい

☑無痛分娩がどういうものなのか事前に知りたい

☑無痛分娩で出産予定だけど、実際の体験レポートを読みたい

無痛計画分娩の概要

初産は自然分娩でよくある陣痛が来てからの入院ではなく、「計画無痛分娩」を選択しました。


定期的な産婦人科でのメディカルチェックすら不快感やちょっとした痛みを感じるタイプなので、「鼻からスイカ」レベルの体験を生身で受け入れる勇気がありませんでした。

計画無痛分娩は自然分娩と違い、人工的に陣痛を引き起こします。

 

 

出産までの流れを簡単にご紹介

▶出産予定日を事前に決め事前に入院

▶出産予定日前日に「バルーン」という陣痛を引き起こす器具を入れる

▶出産予定日当日に下半身の痛みを和らげる「硬膜外麻酔」を投与

▶同時に「陣痛促進剤」を点滴投与して出産本番に望みます。


メモ

病院選びの際に重視したのは、症例数でした。

厚生労働省に報告している病院に限りますが、下記のように公開しています。(参考例として東京都を上げています。)

https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000347247.pdf

東京都以外も調べることが可能です。


最悪自然分娩の処置になる可能性あり

 

私が入院する病院では麻酔の先生が24時間常勤している体制でないため、仮に夜中に子宮口が前回になりお産になった場合は最悪「麻酔無しで自然分娩となる」と言われました。


しかも事前に麻酔処置の準備はされているから、無痛分娩の料金は据え置きで自然分娩となるため妊婦さんによっては自然分娩に切り替える人がいるそうです。

mayuneko
無痛分娩の料金を払っているのに痛みは自然分娩とか一番最悪です。

これだけは何としてでも避けたい、と思っていました。

「無痛分娩」じゃなく「和痛分娩」と言われました

私が入院した病院では「完全無痛」ではなく、子宮口が5㎝に開くまで麻酔を投与しないやり方でした。

そのため、先生には

無痛ではなくて、痛みを和らげる和痛分娩となります。

初産の人は自然分娩の痛みを味わっていないから普通に痛いと感じるよ。

自然分娩の痛みが10で例えるなら和痛分娩は5くらいかな!


と宣告されました。


正直、自然分娩より多めにお金を払うのに5割の痛みを味わうのか、と思いましたがそこは腹を括るしかありませんでした。

mayuneko
入院ギリギリまで「子宮口5㎝の痛み」について調べまくりました!
 

入院当日、いよいよ恐怖のバルーン挿入を体験

色んな人の計画無痛分娩のレポなどを読み漁っていると、多くの人が

バルーン挿入痛かった・・・


とコメントしているの見ていたので、先生に事前にバルーン挿入をなるべく痛くしないようお願いしていました。


私は39週と2日で入院し、バルーン挿入する際には先生から

大丈夫、痛くしないように処置するから安心して!

と勇気付けてくれました。


恐怖の内診グリグリも無い(事前にこれも痛くしないで欲しいと懇願してました。)やり方で子宮口の硬さや開き具合を確認。


子宮口グリグリは「卵膜剥離」

子宮口を指で広げるようにグリグリして陣痛を促す方法があります。

子宮口の開き具合は指がどれくらいの本数が入るかで
「○㎝開いてる」
と測ります。

特殊な器具を用いて正確に測るわけではなく、先生の熟練の感覚で測ります。

mayuneko

これが痛いとの声が続出・・・。

私は麻酔をしてもらってからグリグリしてもらいました。

それでも違和感と少し痛みを感じたので、これを麻酔無しで味わうとなると発狂してしまうかもしれません!

子宮口の開き具合や柔らかさチェック

うん、子宮口柔らかくなってるね!

 

今からバルーン入れるけど、力入れて息止めると痛くなるから、力を抜いて深く息を吐いてね!

吸うより吐くことに意識を向けて!

お産も一緒だからね!

と痛くならないようアドバイスをくれました。


痛みを軽減させるコツは呼吸にあり

 

先生の言う通りに深く細く長く息を吐くことに集中したら、少しだけ子宮口をグリっとされた軽い痛みを感じ、中に一気に水(風船の中に水が入る感覚) がドゥルん」と入る感覚を味わって山場を終えました。

 

仕上げに超音波で正しくバルーンが入ってるかを確認し、バルーンの先を膣の中に入れて貰うまでの処置で今日の一番の恐怖を終え一安心しました。

メモ

バルーンの形はイチジク浣腸のような形をしていました。

このバルーンが自然に抜けて取れる頃には、子宮口が5㎝開いてる状態だそうです。


助産師さん曰く、

このバルーンで前駆陣痛が来たりすることもあるけどそれは良いお産として進んでる証拠だよ。

人によっては本陣痛が来ちゃったりもするけどね!


と言われました。


バルーンの影響で早くも「おしるし」が来る

バルーンを入れてから間もなくして軽くお腹が張る感覚になりました。

そこからNSTを60分ほど取っているとバルーンの影響からか生理痛の様な鈍痛、子宮口が押し広げられてる違和感・不快感で具合が少し悪くなり始めました。

メモ

NST(ノンストレステスト)
→赤ちゃんの心拍を測りながら、お母さんの陣痛がどのくらいの強さや周期で来てるかを確認取れる装置です。

膀胱が圧迫されているのか少し痛い気がしたのでトイレに行くも尿が出なくて辛く、トイレットペーパーで軽く拭くと薄いピンクのおりものが付いていました。

mayuneko

このピンクのおりものみたいなのが「おしるし」の始まりでした!

さすがバルーン。

処置を終えベッドで横になっていると

定期的に来る鈍痛に耐えながらベッドで横になりスマホで漫画を読んでいました。

時々集中力が無くなるような不快な痛さが来て息を吸って深く長く細く吐くように集中することによって痛みが和らぎました。


また、ベッドの上で四つん這いになると痛みが遠ざかったので、これも2回くらい痛みが治まるまで行い、ほどなくしてトイレにもう一度行くとパンツに鮮血が付いていました。

ようやく尿が出て拭くと血が付いており、産褥パットを付け始めました。

バルーンでの痛みも無くなってくる

バルーン挿入後の定期的に来る鈍痛や違和感が全く来なり、助産師さんに内診をしてもらいました。

まだ子宮口はそこまで開いてないけど、少し出血して来てるから子宮口が開いてきてるね!



この時軽くグリっとされましたが力を入れずに深呼吸するよう集中したので痛みは特に無く、赤ちゃんの心音もチェックされ問題無いとのことで処置を終えました。

夜の9時を迎え、特に痛みが無いまま消灯時間を迎えました。

入院1日目を振り返って

入院当日は15時に病院に行くスケジュールだったので、消灯時間まであっという間でした。



この日の山場はとにかく「バルーン挿入」



先生のアドバイス通りに「遠くのロウソクを消すように深く長く呼吸する」を大切にすることが痛み緩和に繋がることを体感しました。



これは陣痛の時でも使える方法ですね。



それでは入院2日目、いよいよ出産予定日当日のレポを次に上げていきます。

【無痛計画分娩レポ.2】怖かった硬膜外麻酔(写真あり)

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