みなさんこんにちは。
脱力系ゆるママです。
今回は出産入院生活についてお届けします。
下記についてお話していきます
☑産後の病院生活について知りたい
☑無痛分娩を選択したことによって体の回復は早いのか
☑産後トラブルなどは出なかったのか
産後は優雅な入院生活
私は出産してから退院するまで5日間入院していました。
産後の母体の状態や赤ちゃんの状態によっては退院日が長引く可能性もありました。
幸い母子共に健康で、予定通りのスケジュールで退院できました。
産後の後陣痛や会陰の痛みは「ほとんど無い」
出産という大仕事をした後も、子宮が一気に元に戻ろうとする後陣痛、会陰縫合した傷の痛みに苦しむ声も多々聞いていました。
私は産後も痛みを味わうのはどうしても避けたかったので、痛み止めを沢山処方してもらいました。
出産当日は痛み止めのおかげもあって、麻酔が切れてもほとんど痛みを感じないまま就寝できました。
助産師さんから、
痛み止めが切れてもし痛みがどんどん出てきたら、ナースコールを押してください。
痛み止めを持っていきますので!
と言ってもらえました。
案の定夜中に痛み止めの効果が切れて、少しずつ会陰縫合の傷がジンジン熱を帯びた痛みが出始めてきたので薬を貰いました。
痛み止めの効果は絶大
産後二日間くらいまでは、痛み止めの薬が切れそうになったらすぐ新たに痛み止めの薬を服用していないとしんどいレベルでした。
排尿した後にトイレットペーパーで拭くのはまだまだ怖く、優しく当てるくらいまでしかできませんでしたが、排尿時の痛みや尿が滲みるといったことも無かったです。
シャワーも産後の翌日に早速入院ベッドまで主治医が来て内診をしてもらい、「問題なし」ということでOKが出ました。
おかげで出産してから翌々日にはシャワーを浴びれました。
勇気を出して会陰部を優しく触ってみると「ポワポワ」している感触でした。
「がに股歩き」は出産した証
痛みはほとんど感じないものの、骨盤はガタガタ、子宮と会陰はボロボロ、ホルモンバランスはめちゃくちゃの状態なので、正常に歩ける状態ではありません。
腰を押さえながら摺り足でゆっくりゆっくり歩いてました。
経産婦さんたちはほとんど、このような歩き方をしていました。
ドーナツクッションはマストアイテム
産後あるあるの一つ、会陰の傷が落ち着くまでドーナツクッションは手放せません。
会陰部分を圧迫すると痛みは勿論、傷口が落ち着くまでなるべく刺激は与えたくない感覚になっていました。
ベッドの上で食事をする時も、ドーナツクッションの上に座って食事をしていました。
しばらく座ってゆっくりしていると、たまたま検診に来た助産師さんに
ドーナツクッションに長時間座っていると、会陰部分が圧迫で浮腫むから、長時間の座り姿勢はおすすめしません。
なるべく横になって体を休めましょう。
と言われました。
会陰切開の傷で腫れて、浮腫で更に腫れるのは避けたいですね。
入院中に赤ちゃんのお世話に慣れる
私の入院した病院は、産後間もなくでも母子共に健康であれば早速「母子同室」をする病院でした。
母子同室とは読んで字の如く、夜間以外は基本的に我が子は自分の入院ベットのところで一緒に過ごします。
初産ママにはベテラン助産師さんがオムツ替えの仕方や、ミルクの作り方〜上げ方までレクチャーしてくれます。
オムツとミルクは嫌でも覚える
赤ちゃんのお世話で欠かせないのは「オムツ」と「ミルク(母乳)」です。
妊娠中は
難しそう・・・。
なんて思っていたのですが、我が子がオムツ替えをした瞬間にオシッコをしているくらい(オムツが濡れたら青のラインが入るのでひと目でわかります)しょっちゅう排泄をする子だったので、オムツ替えを入院中にかなりこなしました。
そのおかげで入院中にオムツ替えはほぼマスターし、ミルクも作り方から上げ方も何度も行うのでオムツ替え同様、すぐ覚えられました。
寝てても授乳時間が来れば叩き起こされる
「粉ミルクは3時間おきにあげる」というスケジュールなので、夜中でも時間が来れば叩き起こされミルクを授乳室まで移動してあげます。
同時に教わったのは、粉ミルク(または母乳)を何時に何cc飲ませ、オムツは何回替えてそのうち何回ウンチしたのか、などの記録を毎日付けることが大事です。
せめて離乳食が始まるまではこの記録を付けておくと、赤ちゃんの健康管理に役立ちます。
記録ノートは病院から無料で貰えたので、ノートが終わる生後200日まで活用していました。
沐浴研修もしてくれる
退院予定日の前日に助産師さんから沐浴指導を受けました。
実践の前に事前にビデオで流れを一通り見ます。
その後に助産師さんが見守る中、いざ実践。
首の座らないフニャフニャの新生児を洗面台で洗うのはなかなかの高度な技で、とにかく泣きます。
これも回数をこなせば慣れていきますが、首を支えながら体を洗うのはなかなか難しいので、はじめは旦那さんや家族の人に手伝ってもらいながらやることをおすすめします。
母乳がでません!
妊娠中から乳房が黒黒し、胸がみるみる大きくなっていきました。
乳房をギュッとつまめば少し母乳が出るくらいだったので、赤ちゃんが吸えば勝手に母乳が出ると思っていました。
そしていざ授乳!という時、その期待も散り散りになっていきました。
吸わせ方もわからなければ吸い方もわからない
新米ママはすべてが初めてです。
それは赤ちゃんも同様にすべてが初めてなのですが、ママが二人目以降であれば少しは経験値もあってリードできると思います。
しかしこちとら新米ママ。
抱き方も吸わせ方もわかりません。
助産師さんが頑張って赤ちゃんの口に私の乳房をグイグイ入れる(乳輪が隠れるくらい)のですが、吸い方がわかないから泣いてしまいます。
なんだか可哀想に思ってしまい、途中で心が折れてしまっていました。
無理しない、粉ミルクでいいよ
首も座っていない、フニャフニャの我が子に無理やりおっぱいを吸わせるのはやめて、開き直って粉ミルクのみをあげてました。
周りのお母さんたちは助産師さんからアドバイスを貰いながら頑張って飲ませようとしたり、搾乳したりしていたので少し気まずい思いをしていましたが、
「焦らないで、気長にやっていこう」
と心に唱えながらマイペースにミルクタイムを過ごしていました。
初乳は黄色みがかかっていて、栄養満点なのでできれば飲ませてあげたいものです。
退院前に最後のメディカルチェック
会陰切開の傷もなんとか落ち着き、シャワーも問題なく浴びれるようになりました。
退院日も目前です。
そんな中、最後のメディカルチェックの時間がありました。
分娩台の上に乗り、会陰縫合した傷や、子宮の状態を超音波機器を挿れてチェックします。
傷もまだそんな完治してない(と思っている。)のに、超音波機器挿れるなんて・・・。
しかしいざ検査を受けてみると全然痛くありませんでした。
入院生活の唯一の楽しみは「病院食」(写真あり)
ありがたいことに母子共に健康だと「暇」です。
入院中は赤ちゃんのお世話をする以外は基本的に体を休めることに集中する産褥期なので、ゆっくりしていることが推奨されています。
ただし病院なので、娯楽や暇つぶしをするものがスマホくらいしかありません。
テレビは有料ですし、大部屋なので見ることに抵抗がありました。
本や持ち運びができるゲームを持っていくといいかもしれません。
そんな環境の中でテンションがあがる時間は「お食事タイム」です。
お祝い膳は豪華です
実際のお祝い膳(洋)です。
病院にもよりますが、出産を終えて、退院をする前日には「お祝い膳」が出ました。
入院初日に「洋食or和食」を選択するのですが、私は「洋食」を選択しました。
さすがお祝い膳、これまでの病院食よりももう一段階美味しかったです。
これまでの病院食も何枚か写真に収めていたのでUPします。
病院食は思ったより味もしっかり付いていて美味しかったです。
産後は栄養を付けなくてはいけないので、栄養バランスの取れた食事とおやつも出ました。
病院食は入院する病院によってかなり差が出ますので、病院選びの選定要素に入れてみるのもありだと思います。
気になる入院費用
無痛分娩の場合、当然自然分娩に比べて保険適用外の処置が加わるので金額は加算されます。
病院によりますが、自然分娩であれば出産一時金のおかげでお財布をあまり傷めないですが、無痛分娩はそうはいきません。
無痛分娩を考えている人は費用がプラスαどれくらい加算されるのか、要確認しておくことをおすすめします。
出産一時金を割り当てても結構な出費
私が入院した病院では自然分娩の入院費用が約60万です。
無痛分娩が別途12万円ですので、合計で72万円です。
この72万円に出産一時金の42万円が割当られ、30万円になりますが、私は吸引分娩の処置(保険適用)や、赤ちゃんの検査代(後に医療証を持参すれば全額返金されます)など諸々含めると、自費で払ったのは約35万円ほどになりました。
やっと退院!ゆったりとした入院生活
母子共に特に異常が見当たらなければ、晴れて退院ができます。
当日は旦那さんに迎えに来てもらったのですが、新型コロナ対策で1階の総合受付までしか入ることを許されませんでした。
私が入院していたのは4階で、赤ちゃんと沢山の荷物を運び出すのが大変だったので、助産師さんに手伝ってもらいました。
数日ぶりに旦那さんにも会えてホッとし、新たな家族も増えて新生活の幕開けです。
私が入院した病院は大きな総合病院で、清潔感はもちろんありますが、SNS映えするような入院部屋や食事ではないものの、先生や助産師さんが沢山いるので安心できました。
病院選びはどこに重点を置くかは人ぞれぞれですが、
チェックリスト
- 費用があまり高くない
- 無痛分娩の症例数がある程度ある
- バースプラン(ママの希望)をちゃんと聞いて実行してくれる
- 主治医が信用できる(サバサバした女医さんですごく良かったです)
この4点を意識していました。
これから妊娠・出産を控えている妊婦さんに、少しでも入院生活のイメージが湧きましたら本望です。